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40代の転職で年収は下がる?年代別の目安と確かめること

転職・働き方相談室編集部 / 更新日 2026年10月20日 / 読む時間:約7分

40代の転職で年収が下がる人はどのくらい?

40代で転職した人のうち、前の仕事より賃金が増えた人は、40〜44歳で 45.9%、45〜49歳で 46.4% でした。減った人は 29.0% と 23.8% です。増えた人のほうが多いものの、減った人も2〜3割います。

つまり、下がると決まっているわけでも、上がると決まっているわけでもありません。このページでは、年代ごとの様子を表にして、あなたの年収に当てはめた目安の出し方と、動く前に確かめることを説明します。

数字は、厚生労働省『令和6年 雇用動向調査』(2024年1年間)の、転職した人の賃金の変わり方です。

40代の転職で年収が下がるのが怖いとき

住宅ローンや子どもの学費がある40代は、年収が下がると家計に響きます。管理職で給料に不満があっても、動きにくい。そう感じる人は多いはずです。

その怖さは、間違っていません。統計でも、40〜44歳で「1割以上減った」人が 21.2% います。20代後半から54歳までの行の中で、いちばん高い数字です。

一方で、動いた人の半分近くは増えています。怖さだけで決めずに、実際の分かれ方を見ておきましょう。

40代・50代の転職後の賃金を年代別に比較

下の表は、転職した人が前の仕事と比べて賃金がどう変わったか、年齢の階級ごとの割合です。右端の「差」は、「増えた」から「減った」を引いた数字で、この記事で計算しました。プラスなら増えた人のほうが多く、マイナスなら減った人のほうが多い年代です。

年齢 増えた 1割以上増えた 変わらない 減った 1割以上減った 差(増えた−減った)
20〜24歳 50.5% 38.5% 31.5% 16.8% 11.2% +33.7
25〜29歳 46.3% 37.9% 23.1% 29.2% 17.6% +17.1
30〜34歳 46.1% 36.0% 29.1% 24.2% 16.3% +21.9
35〜39歳 45.5% 35.3% 28.0% 24.3% 16.3% +21.2
40〜44歳 45.9% 33.2% 23.7% 29.0% 21.2% +16.9
45〜49歳 46.4% 29.1% 26.9% 23.8% 16.5% +22.6
50〜54歳 39.0% 26.3% 31.7% 28.2% 21.0% +10.8
55〜59歳 27.4% 17.3% 33.6% 36.6% 30.7% -9.2
60〜64歳 13.6% 7.9% 24.2% 60.9% 53.9% -47.3
65歳以上 23.7% 15.6% 33.7% 40.5% 34.7% -16.8

(出典: 厚生労働省『令和6年 雇用動向調査結果の概要』表6、2024年1年間。「差」はこの記事での計算)

表から読み取れることは、次のとおりです。

表の数字は、前の仕事と比べた変わり方です。転職した理由や、職種を変えたかどうかは分かりません。あなたの年収の予想にはならないので、考える材料のひとつとして使ってください。

転職で年収が下がったら、家計への影響は?

計算ツールでは、年代と今の年収を入れると、同じ年代の2つの行と、あなたの年収に当てはめた目安が出ます。目安は、今の年収に 0.9 と 1.1 をかけた「1割下がったとき」と「1割上がったとき」の2つです。2つの年齢階級は平均せず、別々に出します。

たとえば、40代で今の年収が 600万円の場合の出力は、次のようになります。

項目 出てくる内容
40〜44歳 増えた人は 45.9%、減った人は 29.0%
45〜49歳 増えた人は 46.4%、減った人は 23.8%
1割下がると 600万円 × 0.9 = 540万円
1割上がると 600万円 × 1.1 = 660万円

「1割下がっても家計は回るか」を、540万円で考えてみる。それが、このツールの使い方です。数字を入れ替えて、何度でも試せます。

転職したときの年収 目安チェック ›計算・データのツール

年収を下げたくない人が転職前に確かめること

年収が下がるのが怖い人は、転職の前に次の3つを確かめておくと、迷いが減ります。

  1. 毎月かならず出ていくお金を書き出す。住宅ローン・教育費・保険料など。年収が1割下がっても払えるかを、この金額と比べる
  2. 今の会社で変えられることがないか、上司や人事に聞く。部署や担当が変わるだけで、年収を保ったまま解決することがある
  3. 転職するなら、年収の希望を最初に伝える。経験者向けのサービスでは、面談で希望の年収や条件を話します

2つ目の「今の会社で変える」については、昇給を相談するときの伝え方をまとめた記事があります。

診断で見える、40代の進み方

このサイトの「今の仕事、辞める?続ける?」診断では、30代・40代の人の結果が大きく2つに分かれます。

結果の型 当てはまる人 進み方の例
今は続けて条件を整える 年収を下げられない事情があり、辞めたい理由は今の会社で変えられそうな人 上司や人事に働き方を相談する。転職したときの年収の変わり方を調べておく
動いてよい(準備を整えて) 辞めたい理由がはっきりしていて、経験もある人 条件を決めて、経験者向けのサービスで探す。動く前に、今の会社で昇給や役割の相談もしてみる

どちらの型でも、未経験の仕事に移るのは「年収が下がりやすいので、条件しだいで合いにくい」という整理です。

答えるのは約2分で、個人情報の入力はいりません。

経験を生かせる求人を聞いてみる

条件を決めて、動いてよさそうだと思った人に向けて、サービスの種類を説明します。

「経験者向けの転職サービス」は、30〜40代の経験を持つ人向けです。申し込むと、職歴のかんたんな情報を入力(約5分)し、担当者から電話かメールで連絡が来ます。面談では、希望の年収や条件を伝えます。お金は無料です。転職は、しなくてかまいません。

サービスにお金が入るのは、採用が決まったときです。勧められた求人が条件に合わないときは、断ってかまいません。

まだ申し込まなくても大丈夫です

先に計算ツールで、自分の年代の様子を見ただけでも、考えは少し進んでいます。申し込みは、迷いが晴れてからで間に合います。

決めきれないときは、家族や信頼できる人に話してみるのもひとつです。占い師に話を聞いてもらって、背中を押してもらう人もいます。占いで正しい答えが出るわけではありませんが、このサイトの占いの診断は無料で試せます。

転職サービスのお金のしくみが気になる人は、こちらにまとめています。

転職エージェントはなぜ無料?相談だけの利用と登録後の流れ ›読みもの

よくある質問

40代で転職すると、年収は下がることが多いですか?
統計では、40〜44歳で転職した人の 45.9%、45〜49歳では 46.4% が前の仕事より賃金が増えています。減った人はそれぞれ 29.0% と 23.8% です。下がるのが普通とは言えません。ただし、減る人が3割近くいるのも事実です。
40代の転職で、自分の年収がいくら下がるか分かりますか?
なりません。前の仕事と比べた賃金の変わり方の割合で、職種や会社の大きさ、管理職かどうかなどは分けていません。自分の場合の目安をつかむ材料として使ってください。
40代で未経験の職種に転職すると、年収は下がりますか?
この統計では、職種を変えたかどうかまでは分かりません。診断では、未経験の仕事は年収が下がりやすいため「合いにくい」とお伝えしています。条件を決めてから動くのが安心です。
50代の転職でも、年収が下がる割合は同じですか?
50〜54歳までは近い様子ですが、55歳をこえると、減った人のほうが多くなります。年代ごとの違いは、記事の表で確かめてください。

自分の場合はどうか、質問に答えて整理できます。

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この記事は、公的な統計や制度の説明をもとに、考えるための材料をまとめたものです。数字は出典の時点のものです。大事なことを決めるときは、専門の窓口にも相談してください。記事の中でサービスを紹介するときは「PR」と書いてお知らせします。