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保険の見直しは何から?入りすぎのサインと見直すタイミング

保険・お金の見直し相談室編集部 / 更新日 2026年10月20日 / 読む時間:約6分

保険の見直しは何から始める?

「入りすぎ」かどうかは、保険料の高さだけでは決まりません。見るのは、国の制度で出る分と重なっていないか、貯金で払える範囲まで保険で備えていないか、です。

この記事では、点検してよいサインを5つ挙げます。サインに当てはまっても、やめたほうがいいという意味ではありません。「一度、並べて確かめてよい状況」という目印です。

家計調査の数字も、1つだけ使います。医療保険料の1世帯平均は、年に 23,077円でした(二人以上の世帯・2025年)。

保険に入りすぎ?保障の内容と毎月の負担を確認する

入社のときに勧められた保険を、そのまま払っている。毎月の保険料が、家計の中で大きな割合になっている。何が保障されるのかを聞かれても、うまく答えられない。

そう感じるのは自然です。ただ、感じただけで解約すると、あとで困ることがあります。サインで確かめてから動くほうが安心です。

サイン1: 何が保障されるのか、自分の言葉で言えない

保険証券を見て、「何が」「いくら」「いつまで」保障されるのかを、家族に説明できるでしょうか。説明できない保険は、確かめる候補です。

確かめ方は簡単です。紙に、保険ごとに3つを書き出します。

書けない所は、契約している会社に聞いてかまいません。

サイン2: 国の制度で出る分と、重なっている

病気やけがで医療費が高くなっても、高額療養費で1か月の自己負担には上限があります。会社員なら、休んだときは傷病手当金が出ます(通算1年6か月)。万一のときは、子どもがいれば遺族基礎年金が出ます。

保険の保障がこの3つと重なっているかを見ます。重なっている部分は、貯金で払える範囲なら、保険でなくても支えられることがあります。

国の制度でどこまで出るかは、計算ツールで目安が出ます。

国の制度でもらえるお金の目安(病気で休んだとき・万一のとき) ›計算・データのツール

サイン3: 保険料が高いと感じるとき、平均とどう比べる?

毎月の保険料が重くて、貯金がふえない。更新のたびに上がって、払い続けられるか不安になる。そんなときは、点検してよい状況です。

目安として、このサイトの診断では、家族全体で月3万円をこえると点検の入口にしています。ただし、これは目安です。統計から出した線ではありません。

参考に、総務省の家計調査で、医療保険料の1世帯平均を見ます。全国は年に 23,077円です。月に直すと、12で割って約 1,923円です。52の市で並べると、いちばん低い川崎市が 12,539円、いちばん高い鹿児島市が 39,820円でした。月に直すと、約 1,045円から約 3,318円です。

市 医療保険料の1世帯平均(年) 月に直すと(12で割った)
全国 23,077円 約1,923円
川崎市(52市で最小) 12,539円 約1,045円
鹿児島市(52市で最大) 39,820円 約3,318円

(出典: 総務省統計局「家計調査 家計収支編」第4-1表、2025年計・二人以上の世帯。月に直した額はこの記事での計算)

この額は、医療保険料を払っていない世帯も含めた1世帯あたりの平均です。払っている世帯の保険料は、これより高くなります。自分の保険料が高いか低いかを決める数字ではありません。

市ごとの額は、ツールで見られます。順位は付けていません。幅の目安としてご覧ください。

医療保険料の1世帯平均(市ごとの幅) ›計算・データのツール

サイン4: 貯金で払える額まで、保険で備えている

貯金が生活費の半年分から1年分以上あって、国の制度もあるのに、さらに手厚い医療保険に入っている場合です。不安が理由で保険を増やすと、毎月の保険料が負担になりやすくなります。

診断では、貯金が生活費の半年分以上あり、保険料が月3万円以下で、家族の状況も合っていれば、「今は見直さなくてよい」という結果になります。つまり、貯金があるのに不安で入りすぎている、という場合を確かめるサインです。

サイン5: 結婚・出産後も保険が同じなら、見直すタイミング

結婚・出産・転職・退職などで暮らしが変わったのに、保険は入ったときのままの場合です。たとえば会社員から自営業に変わると、傷病手当金が受けられなくなることがあります。逆に、子どもが独立したあとは、残す家族への備えは小さくなります。

保険は、状況が変わったときに点検するのが、いちばん効果が出ます。今すぐ入りなおす必要はありません。

独身・共働き・子育て中で、必要な保険はどう違う?

同じサインでも、家族の状況で見方が変わります。

状況 確かめること ちがい
独身(ひとり暮らし) 自分が入院したり働けなくなったりしたときの備え 守る家族がいなければ、死亡保障は小さくてすむこともある
共働き(夫婦ふたり) 片方が亡くなったときの生活 子どもがいない夫婦は、遺族基礎年金が出ない。出方が子育て世帯と大きく違う
子育て中 末の子が何歳になるまで、いくら必要か 遺族基礎年金の額を先に知ると、足りない分だけを考えられる

子育て中の人は、遺族年金の額を子の人数別にまとめた記事を見てください。

診断で見える、進み方

このサイトの「保険、見直す?そのまま?」診断は、家族の状況・貯金・保険料を聞いて、点検してよい状況かどうかを整理します。約2分で、個人情報の入力はいりません。

結果は、状況によって分かれます。

結果の型 当てはまる人 進み方の例
今は見直さなくてよい 貯金が十分にあり、家族の状況も合っている人 状況が変わったときに点検する
保険料を点検してみる 保険料の負担が気になる人 今の保険を一覧にして、国の制度と重なる部分を探す

「今は見直さなくてよい」という結果も出ます。

第三者に見てもらう方法

自分で点検しても分からないときは、保険の無料相談で、第三者に見てもらう方法があります。

「保険の無料相談」は、ファイナンシャルプランナーなどの相談員が、いま入っている保険の内容と家計を見て、話を聞くサービスです。申し込むと、名前・電話番号・メールアドレスと、希望の日時や方法(訪問・来店・オンライン)を入力します(約3分)。そのあと、相談員から日程の連絡が電話かメールで来ます。相談は無料で、契約はしなくてかまいません。

見直しをすすめられても、その場で決めなくてかまいません。このサイトは特定の保険をすすめるものではなく、相談の窓口を紹介するものです。

話を聞いてもらう方法もありますPR

保険の無料相談で、いまの保険を見てもらう

今入っている保険が自分の状況に合っているかを、第三者に見てもらえます。見直しをすすめられても、断ってかまいません。このサイトは特定の保険をすすめるものではなく、相談の窓口を紹介するものです。

申し込むと、こうなります
  1. 名前・電話番号・メールアドレスと、希望の日時や方法(訪問・来店・オンライン)を入力(約3分)
  2. 相談員から、日程の連絡(電話かメール)
  3. 保険証券と家計の状況を見ながら、話を聞く(かかる時間は窓口の案内で確かめる)
お金相談は無料
入力約3分
契約しなくてよい
無料相談の窓口を見る次は保険の無料相談 ガーデンのページが開きます

「PR」は、紹介したサービスに申し込みがあると、このサイトに紹介料が入る広告であることを表しています。

まだ申し込まなくても大丈夫です

5つのサインを見ただけでも、考えは進んでいます。申し込みは、迷いが晴れてからで間に合います。

決めきれないときは、家族や信頼できる人に話してみるのもひとつです。占い師に話を聞いてもらって、背中を押してもらう人もいます。占いで正しい答えが出るわけではありませんが、このサイトの占いの診断は無料で試せます。

相談を受けたあとにしつこく勧められたときの断り方は、こちらにまとめています。

保険の無料相談はなぜ無料?しつこい勧誘の断り方 ›読みもの

よくある質問

保険に入りすぎだと思ったら、解約したほうがいいですか?
いいえ。サインは「点検してよい」という目印で、やめるべきという意味ではありません。解約すると、払ったお金より少ない額しか戻らないことがあります。また、病気になったあとは、同じ条件で新しく入れないことがあります。やめる前に、保障を小さくするなどの方法がないか、契約している会社に聞いてください。
保険料は月いくらだと高すぎるのでしょうか?
決まった線はありません。このサイトの診断では、家族全体で月3万円をこえると点検の入口にしていますが、これは目安で、統計から出した線ではありません。大事なのは、保険料が家計を重くしていないか、保障の中身を説明できるかです。
医療保険料の平均より高ければ、見直したほうがいいですか?
そのまま比べることはできません。この平均は、医療保険料を払っていない世帯も含む1世帯あたりの値です。払っている世帯の保険料は、これより高くなります。また、市ごとの標本は小さいので、幅の目安としてご覧ください。
自営業の保険は、会社員と同じように見直してよいですか?
あります。自営業やフリーランスは、会社員の傷病手当金に当たる制度が原則ないため、休んだ間の収入は、貯金や民間の保険で備える部分が大きくなります。足りているか、入りすぎかは、国の制度を先に引いて、そのあとで考えます。
保険を見直すタイミングは、結婚や出産のときですか?
結婚・出産・転職・退職などで暮らしが変わったときは、今の保障が合っているかを確かめる機会です。子どもが独立すると、残す家族への備えが小さくなることもあります。すぐに入り直すと決めず、保障の内容と家計の負担を並べてみてください。

自分の場合はどうか、質問に答えて整理できます。

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この記事は、公的な統計や制度の説明をもとに、考えるための材料をまとめたものです。数字は出典の時点のものです。大事なことを決めるときは、専門の窓口にも相談してください。記事の中でサービスを紹介するときは「PR」と書いてお知らせします。