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ドライバーの給料は年齢で変わる?トラック・バス・タクシーの年収比較

ドライバーの働き方相談室編集部 / 更新日 2026年10月20日 / 読む時間:約8分

ドライバーの給料は年齢でどう変わる?

国の統計で、トラック・バス・タクシーの運転者の給料を年齢別に並べました。営業用の大型トラックの運転者は、50〜54歳の概算年収が 531.6万円で、10の年齢区分の中でいちばん高くなっています。40代・50代前半は、20代よりも上です。

一方で、どの職種も 55〜59歳を過ぎると下がります。60代になってからの変わり方も、表で確かめられます。

職種×年齢の表と、「給料の表」ツールの使い方を、このあと説明します。数字は、厚生労働省『令和7年賃金構造基本統計調査』(令和7年6月分の給与と、前年1年間の賞与)です。

ドライバーの給料が低いと感じたら、同年代と比べる

同じ仕事をしていても、会社が違うと給料の払われ方は違います。自分の給料が高いのか低いのか、まわりに聞きにくい。年齢が上がると、この先の収入も気になります。

そんなときは、同じ職種・同じ年代の平均を、ひとつの目安として見ると考えやすくなります。平均より高いか低いかで、すぐに辞めるかどうかを決める必要はありません。何を確かめるかが見えてくる、くらいに使ってください。

トラック・バス・タクシーの年齢別年収比較

下の表は、概算年収(万円)です。「毎月の給料(きまって支給する現金給与額)×12+年間の賞与その他特別給与額」で計算した値で、実際の年収とは違います。

年齢 大型トラック 中型・小型トラック バス タクシー
20〜24歳 446.3 370.8 393.1 483.4
25〜29歳 471.9 426.9 467.9 482.9
30〜34歳 511.9 462.0 454.6 517.9
35〜39歳 523.5 481.7 466.1 491.9
40〜44歳 527.1 480.6 490.0 498.6
45〜49歳 529.8 489.4 506.8 521.3
50〜54歳 531.6 470.1 499.9 494.3
55〜59歳 518.0 448.0 487.5 481.4
60〜64歳 471.1 390.8 433.0 440.1
65〜69歳 405.7 348.9 346.0 379.1

(出典: 厚生労働省『令和7年賃金構造基本統計調査』職種第5表。「大型トラック」は営業用大型貨物自動車運転者、「中型・小型トラック」は営業用貨物自動車運転者(大型車を除く))

表から読み取れることは、次のとおりです。

毎月の給料・賞与・残業は、どう違う?

年収が同じでも、毎月の給料と賞与の割合は職種で違います。40代以降の大型トラックと中型・小型トラックを、項目に分けて見ます。

職種 年齢 毎月の給料(千円) 年間の賞与(千円) 1か月の残業(時間) 労働者数(推計・人)
大型 40〜44歳 404.9 412.1 37 46,960
大型 45〜49歳 402.3 470.4 36 71,680
大型 50〜54歳 402.8 482.3 36 106,170
大型 55〜59歳 392.5 470.0 33 91,680
大型 60〜64歳 361.3 375.8 30 59,670
中型・小型 40〜44歳 357.5 515.7 30 44,950
中型・小型 45〜49歳 369.7 457.4 31 68,600
中型・小型 50〜54歳 358.0 405.1 28 86,570
中型・小型 55〜59歳 342.3 372.4 25 80,510
中型・小型 60〜64歳 306.2 233.8 22 53,480

(出典: 同じ統計の職種第5表。千円の単位なので、402.8千円は約40万円です。「残業」は超過実労働時間数です。労働者数は、元の表が十人単位のため、10倍した推計値です)

ほかの職種の特徴も、表から読み取れます。バスは賞与が大きい年代が多く、たとえば 45〜49歳の賞与は 713.0千円です。タクシーは賞与が小さく、45〜49歳で 296.7千円ですが、毎月の給料は 409.7千円と高めです。

「給料の表」ツールで、同じ年代を見る

ツールでは、職種と年代を選ぶと、その年代にあたる2つの年齢区分が並んで出ます。2つを平均して1つの数字にはしません。人数の重みが違うためです。

計算の例として、「大型トラック」の「50代」を選んだときの出力は、次のようになります。

項目 50〜54歳 55〜59歳
概算の年収 531.6万円 518.0万円
毎月の給料 402.8千円 392.5千円
年間のボーナス 482.3千円 470.0千円
1か月の残業時間 36時間 33時間
労働者数(推計) 106,170人 91,680人

50〜54歳の概算年収は、402.8千円×12+482.3千円=5,315.9千円で、約 531.6万円という計算です(統計の表の数字は四捨五入されているので、計算とわずかに違うことがあります)。

自分の給与明細の「基本給+毎月かならず出る手当」と、ここの「毎月の給料」を見比べてみてください。賞与は会社ごとに差が大きいので、年収で見るより、毎月の給料と賞与を分けて見るほうが比べやすいです。

ドライバーの給料、年齢でどう違う?(職種別・年齢別の表) ›計算・データのツール

50代でドライバーに転職するときの確認点

営業用の大型トラックの運転者は、平均年齢が 51.5歳です。人数がいちばん多いのは 50〜54歳の約 106,170人で、次が 55〜59歳の約 91,680人です。年齢が高めの人が多く働いている仕事です。

ただし、この統計は「いま働いている人」の平均です。求人ごとの年齢の条件や、重い荷物・夜間の勤務が体に合うかは、別に確かめる必要があります。重い荷物が難しい人や、体の不安がある人は、日勤の仕事や荷物の少ない仕事もあるので、探し方を変えてみる手があります。

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診断で、自分の状況を整理する

給料のことだけでなく、勤務の長さ・休み・体のことをあわせて整理したい人は、診断を使ってみてください。「いまドライバーとして働いている」か「これから始めたい」かで、質問が変わります。

答えるのは約2分で、個人情報の入力はいりません。結果は、「今は続けて様子を見る」「条件を決めて動いてよい」など、状況に合う進み方が出ます。

もう決まっている人向けの次の一歩

給料の目安を見て、条件を決めて動いてみたい人に向けて、サービスの種類を説明します。

「ドライバー専門の転職サービス」は、拘束時間・休み・荷物の積みおろしの有無・給料の払われ方などの条件を伝えて、合う求人があるかを見てもらうものです。申し込むと、名前・電話番号・メールなどを入力(約3分)し、担当者から電話かメールで連絡が来ます。お金は無料です。転職は、しなくてかまいません。

サービスごとに、受けつけている年齢の上限や、対応している地域が違います。申し込む前の画面で、自分が条件に合うかを確かめてください。

まだ申し込まなくても大丈夫です

表を見ただけでも、考えは少し進んでいます。申し込みは、迷いが晴れてからで間に合います。

決めきれないときは、家族や信頼できる人に話してみるのもひとつです。占い師に話を聞いてもらって、背中を押してもらう人もいます。占いで正しい答えが出るわけではありませんが、このサイトの占いの診断は無料で試せます。

給料の中身を求人票から読み解く方法は、こちらにまとめています。

配送ドライバーの給料は低い?求人票の固定残業代と時給の確かめ方 ›読みもの

よくある質問

50代でドライバーに転職したいとき、平均年齢は参考になりますか?
令和7年の統計では、営業用の大型トラックの運転者の平均年齢は51.5歳で、人数がいちばん多いのは50〜54歳です。50代で働いている人は多いと言えます。ただし、求人ごとの年齢の条件や、体力・勤務の長さが合うかは別の話なので、応募の前に確かめてください。
未経験のタクシー運転手も、平均年収と同じくらい稼げますか?
平均年収だけでは、未経験で入社した後の収入は分かりません。この表は、すでに働いている運転者の平均で、地域や勤続年数によっても差があります。求人の給料の内訳や勤務条件を、応募先に確かめてください。
大型トラックと中型・小型トラックでは、給料はどう違いますか?
この統計には、差の理由までは載っていません。表からわかるのは、同じ年代で比べると大型のほうが毎月の給料も賞与も高めに出ている、ということまでです。求人を見るときは、車の大きさのほかに、拘束時間や歩合の割合も確かめてください。
ドライバーの給料は60代で下がりますか?
統計では、どの職種も55〜59歳から60〜64歳、65〜69歳にかけて概算年収が下がっています。たとえば営業用の大型トラックでは、55〜59歳の518.0万円から、60〜64歳は471.1万円です。ただし、この表は職種ごとの平均で、下がる理由までは分かりません。

自分の場合はどうか、質問に答えて整理できます。

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この記事は、公的な統計や制度の説明をもとに、考えるための材料をまとめたものです。数字は出典の時点のものです。大事なことを決めるときは、専門の窓口にも相談してください。記事の中でサービスを紹介するときは「PR」と書いてお知らせします。